一つ一つの出会いを楽しむ意識はとても大切です
婚活を始めたきっかけは?
私が望む家庭像は、お互いの友達と家族ぐるみでお付き合いするような明るく楽しい家庭。そのため、結婚相手には、責任感があって、コミュニケーション能力もそれなりに高い人を希望していました。環境が変わっても生きていく力のある人だと、なお良し。
ただ、男性も30代後半ともなると、そういう人たちは仕事で責任ある立場になっていて、多忙です。だから、私は当時交際相手が忙しくても当然だと思っていましたし、友人に「そんなに忙しいなんて、他のことを疑ってしまわないの?」と聞かれるくらい滅多に会えない人とでも交際していました。
ところが私が入院した時のこと。当時交際していた方が、「あとは治るのを待てばいいんだね?良かった」ということで、一度もお見舞いに来てくれないばかりか、様子を聞いてもくれなかったのです。歩けないほどの激痛に数日間苦しんで食べることもできず弱っていた私。こんな時にさえ時間を割けない人と家族になりたいとは思えませんでした。とはいえ、その時既に35歳。効率的に婚活するなら、結婚を真剣に考えている人とだけ出会い、結婚を前提にお付き合いするのが最も合理的。「今がその時だ」と思い、友人に連絡してララストーリーカウンセラーの須坂るみさんを紹介してもらいました。
初デートはどちらに? 交際中に印象に残っていることはありますか?
無事に交際が決まったものの、何しろ彼は海外在住。彼から最初の電話をもらった時に私は忘年会の真最中でしたが、これを逃したらいつ電話できるか分からないと思って、出てしまいました。そしてほろ酔いで「こんばんはー!」と元気すぎる応答をしてしまいました。しまった!飲んでいる時に電話なんか出るんじゃなかった!と後で反省したのですが、実はそれが良かったようでした。彼はこの時、思っていたよりも私がずっと「普通の人」だと分かり、安心したとのこと。以来ますますリラックスした関係になり、出会って25日後の初デートの時には、もう友達と同じようにお喋りができるようになっていました。
初デートは、彼が仕事で帰国する時に合わせて実現しました。せっかくだから2日間連続で休日デートをしたいと言ってくれたので、「じゃあこの人は今回の帰国では私とだけデートするつもりなんだ。」と思い、とても嬉しかったです。
初日は都内を散策しながら美味しいものを食べ、翌日は車を借りて箱根日帰りデート。その間には待ち合わせ場所を間違えたり駐車場の場所が分からなかったり、色んなハプニングがありました。でもそれらに幻滅したり落ち込んだりすることなく、一緒に楽しめました。それで、その2日間で「この人と結婚できたらいいな」と思いました。彼の方でもそう思ってくれて、真剣交際に進展。そのまま順調に結婚に至りました。
プロポーズについてのエピソードを教えてください。
最終的には彼の家でプロポーズされましたが、お見合いで出会ったという性質上、そこまでの過程でなされる意思確認が全てプロポーズのように感じられました。
彼は海外に住んでいるので、最初のデートは帰国のタイミングを狙って2日間連続。両日とも楽しく過ごしたものの、交際継続は結婚を考えられるかどうかが全てです。「次はあるだろうか?」とドキドキしていたら、数日後の帰国日に空港に見送りに来られるかと聞かれたので、心からほっとしました。そして空港で「真剣交際したい」と言われた時は、(本人はそこまでの重みは無かったと言いますが)プロポーズと感じるくらい嬉しかったです。
こうして真剣交際が始まり、次のデートは彼の住む国で、と決まりました。最初は遊びに行くだけのつもりでしたが、話している内に「そこで生活できそうかどうか見に行く」という方向性に。そして一日目が終わるときにお互いに感想を話し合い、ごく自然に二人で暮らすイメージができたということで、プロポーズをされました。
ララストーリーは、どのようなところが良いと思いましたか?
親身なサポートです。プロフィール写真の撮り方のアドバイスや、お見合い時の心得などのサポートはもちろん、成婚まで細やかにサポートしてくださいました。
例えば、風邪でどう頑張ってもかすれ声しか出ないので、るみさんにその日のお見合いをキャンセルした方が良いかと相談した時のこと。「今日近くにいるし、行ってお相手の方にお話ししてあげる!」と急遽時間を作って待ち合わせ場所に来てくださいました。心配している私に「大丈夫。具合悪いのに会いに来てくれて嬉しいって思う人の方が多いから!」と言って、お相手の方に説明してくださいました。実際、その日お見合いした方がとても喜んでくださったのを覚えています。
結婚相談所は出会いの機会を提供するだけのところ、というところもある中、ララストーリーはカウンセラーと二人三脚で活動できました。成婚が決まって退会する時、「これでチーム解散か・・・」と寂しくなってしまったくらい常にサポートしていただき、とても心強かったです。
改善すべき点はございましたか?
特にありません。強いて言えばホームページの内容が私には敷居が高すぎて恐れ多かったことくらいです。ただ、ホームページはララストーリーの特長を明確に打ち出す必要があるもの。「エグゼクティブ・海外駐在・エリート」という言葉は戦略として意図的に強調されているもので、改善点ではないとも感じています。
入会を検討している、迷っている、または既に活動中の方へアドバイスするとしたら?
お見合いのたびに言われるように、一つ一つの出会いを楽しむ意識はとても大切です。他人の言うこと、特にカウンセラーの言うことに素直に従うことも。自分の考え方の中に何か間違いがあったり勿体ないことをしていたりするから、ご縁がなかった。そう考えて、新しいやり方を試してみることです。私はそのお陰で夫と出会うことができました。
その他に個人的に一番重要だと思うことは、自分の中の制限を外すこと、だと思います。私の場合、転職したてだったり、落ち着いたら母の仕事をサポートしたいと思っていたので、都内に住める人限定で探していました。
そんな時にるみさんから紹介されたのが、夫でした。彼は海外に駐在中で、私より身長が低い人。その2点が私の検索条件と違いました。でも写真とコメントを見たら「気が合いそうだなー」と思ったので、会うことにしたのでした。
検索条件の中には、「身長が170㎝以上で、体重は60~70㎏くらいかな。年収は600万以上がいいかな・・・」など、なんとなく選ぶ条件と、「煙草を吸わない人、ギャンブルをしない人、借金がない人」などの絶対条件があります。はっきり言って、なんとなくの条件というのは、単にイメージに固執しているだけです。その執着を捨てたところに運命の人がいるからこそ、その人と出会っていないのかもしれません。制限を外して、色々な方に会ってみてください。ついにその人と出会った時には、妥協ではなくて心からその人と結婚したいと思う自分に気づくはずです。
あなた自身の婚活を振り返って、婚活や結婚には何が一番重要だと思いますか?
安心感が一番重要だと思います。結婚は協同の精神がなければ一方が無理することになります。長い時間一緒に人生を歩んでいくのに、そんな無理があればどこかに歪が起きてしまいます。だから、一緒にいてお互いに安らげるかどうかが大切だと思います。
夫に感じた安心感は、恋愛で感じるドキドキ感よりずっと素晴らしいものでした。「この人だ!」という感覚は、必ずしも衝撃的ではありません。私が夫に感じたのは、なぜか分からないけれどふんわりと包みこまれるような安らぎで、ありのままの自分でいられる、という感覚でした。
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