婚活で「妥協」と「見極め」の違いがわからなくなったら|迷える婚活②
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第21回【迷える婚活】その判断は「妥協」ですか、それとも「見極め」ですか

第21回【迷える婚活】その判断は「妥協」ですか、それとも「見極め」ですか

婚活を続けていると、こんな迷いを抱える方によく出会います。

「素敵な方。。。でも、この条件。希望条件よりも低い。条件、下げてもいいのだろうか。それとも、下げてはいけないラインなのだろうか」という迷いです。

前回、理想の相手像が会っていない時間の中で膨らんでいく、という話をしました。

今回は、その理想と向き合う中で多くの方がぶつかる、もうひとつの壁についてお話しします。それは「妥協」と「見極め」の違いがわからなくなる、という壁です。

「妥協した気がする」という感覚の正体

お見合いや交際を重ねる中で、当初思い描いていた条件と少し違う相手と出会うことがあります。

そのとき、「これは妥協なのではないか」という感覚が頭をよぎる方は少なくありません。

興味深いのは、この感覚が、条件を実際にどれだけ下げたか。。とはあまり関係がないということです。

ほんの少し条件から外れただけでも「妥協した」と強く感じる方もいれば、当初とはかなり違う相手と出会っても、まったく妥協とは感じない方もいます。

つまり「妥協した気がする」という感覚は、条件そのものよりも、その方が何を基準に判断しているかによって決まっているということです。

「妥協」は条件の話、「見極め」は本質の話

ここで一度、二つの言葉を整理しておきたいと思います。

妥協とは、本来大切にしたい基準を、我慢しながら下げることです。

一方、見極めとは、数ある条件の中から、自分にとって本当に譲れないものと、そうでないものを区別する作業です。

この二つは似ているようで、方向がまったく逆です。

妥協は「基準を下げる」ことですが、見極めは「基準を整理する」ことです。

年収や身長といった条件は、実は本人にとって本当に譲れないものではなく、婚活を始めた当初、何となく安心材料として設定していただけ、ということがよくあります。

そうした条件を見直すことは、妥協ではなく、見極めの結果であることが多いのです。

「譲れないもの」は、会う前と会った後で変わることがある

婚活を始めたばかりの頃、多くの方は紙の上の条件で相手を判断します。

年収、職業、年齢、居住地。これは自然なことで、まだ実際に会っていない相手を判断する材料が、それしかないからです。

ですが、実際に何人かの方とお見合いや交際を重ねていくと、紙の上では気にしていなかった要素が、実は自分にとって重要だったと気づくことがあります。

逆に、当初は絶対条件だと思っていたことが、実際に人と会う中で、それほど重要ではなかったと気づくこともあります。

これは、当初の判断が間違っていたということではありません。会う前の自分と、何人かに会った後の自分とでは、判断材料の量も質もまったく違います。

条件が変化するのは自然なことであり、それを妥協と呼ぶのは、少し酷な話です。

見極めができている人に共通していること

これまで多くの方の婚活をお手伝いする中で感じるのは、見極めが上手な方には、ある共通点があるということです。

それは、条件を「好き嫌い」と「暮らしていけるかどうか」に分けて考えられているということです。

好き嫌いの部分は、時間をかけて相手を知る中で変わっていくことがあります。

一方で、暮らしていけるかどうかに関わる部分、例えば価値観の根本的な違いや、将来設計における譲れない部分は、簡単には変わりません。

この二つを分けずに、すべてを同じ重さの条件として扱ってしまうと、どこまで下げてよいのか、どこからが我慢なのか、判断がつかなくなってしまいます。

「決め手に欠ける」の裏にあるもの

お見合いや交際の初期段階で「決め手に欠ける」という感覚を持つことは、珍しくありません。

ただ、この感覚の正体を確かめずに次へ進んでしまうと、同じことを何度も繰り返すことになります。

決め手に欠けると感じたとき、それが「暮らしていく上で重要な価値観のズレ」からくるものなのか、それとも「もっと良い人がいるかもしれない、という漠然とした期待」からくるものなのかを、一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。

前者であれば、それは正しい見極めです。

後者であれば、それは理想を手放せていないだけかもしれません。

カウンセラーとして大切にしていること

お相手のことで迷いを相談されたとき、私たちがまずお聞きするのは

「その条件は、なぜ大切だと思われたのですか」という問いです。

理由をたどっていくと、実はその条件自体が目的ではなく、その条件を通じて得たい安心感や暮らし方が、本当の目的だったと気づかれることがよくあります。

目的がはっきりすると、条件を下げることが妥協なのか、見極めなのかも、自然と見えてきます。

条件そのものに固執するのではなく、その条件で何を得たかったのかに立ち返ることが、迷いを解く一番の近道です。

妥協かどうか、一人で悩まないために

妥協と見極めの違いは、実のところ、本人だけではなかなか判断がつきにくいものです。

近すぎる距離にいると、何が本当に大切な基準で、何がただの思い込みだったのか、見分けがつきにくくなるからです。

だからこそ、婚活においては、少し離れた立場から一緒に考えてくれる存在が助けになります。

La La Storyでは、条件そのものの是非を判断するのではなく、その条件の奥にある本当の希望を一緒に整理しながら、婚活をサポートしています。今、迷いの中にいると感じている方は、一度お話ししてみませんか。

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