理想の相手を思い描きすぎると婚活が進まない理由|迷える婚活シリーズ1
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【迷える婚活】「理想の相手」を思い描きすぎると、婚活が進まなくなる理由

【迷える婚活】「理想の相手」を思い描きすぎると、婚活が進まなくなる理由

【迷える婚活】「理想の相手」を思い描きすぎると、婚活が進まなくなる理由

婚活相談所でカウンセリングをしていると、「条件を絞りすぎているわけではないのに、なぜかお相手が決まらない」という方によくお会いします。

年収や年齢といった条件はそれほど厳しくない。外見の好みも極端ではない。

それなのに、いざお見合いをすると「なんとなく違う」「決め手に欠ける」という理由で、交際まで進まないまま時間だけが過ぎていく。

こうした方に共通しているのは、理想が「高い」というより、理想が「育ちすぎている」ということです。

今日はその理由についてお話しします。

「理想が高い人」だけの話ではない

婚活の理想像というと、「年収1000万円以上」「高身長」といった、条件の高さをイメージされる方が多いかもしれません。ですが、実際にカウンセリングの現場で感じるのは、それとは少し違う問題です。

理想が高い、低いという話ではなく、そもそも「理想そのものが、実際の人と会っていない時間の中で、静かに膨らみ続けている」ということが起きているのです。

これは条件を厳しくしている自覚のない方にも、同じように起こります。

交際していない期間が長いほど、理想は膨らんでいく

これは長年、婚活のお手伝いをしてきて実感していることですが、何年も交際経験がない期間が続いている方ほど、理想の相手像がはっきりと、そして大きくなっていく傾向があります。

理由はシンプルです。

実際の人と付き合っていない間、私たちは頭の中だけで「理想の相手」を作り続けることができてしまうからです。

現実の相手には、当然ながら短所もあれば、譲れない生活習慣の違いもあります。

ですが、頭の中だけの相手には、そうした摩擦がありません。

会えば会うほど、実在の人は理想から少しずつずれていきますが、誰とも会わない時間が長くなるほど、理想像はどんどん純度を増していきます。

その結果、実際にお見合いで出会う生身の相手が、いつまで経っても「なんとなく物足りない」ものに感じられてしまうのです。

これは相手の問題ではなく、比較対象が現実の誰でもない、という構造の問題です。

20代の理想を、30代でもそのまま持ち続けていないか

もうひとつ、見落とされがちな視点があります。

理想像は、それを作った当時の年齢や状況をそのまま反映しているということです。

20代の頃に「こんな人がいいな」と思い描いた理想は、当然ながら20代の自分の価値観や生活環境をもとにしたものです。

しかし30代、40代と年齢を重ねる中で、仕事に対する考え方も、生活のペースも、何を大切にしたいかも変わっていきます。それにもかかわらず、理想の相手像だけが20代のまま、更新されずに残っているケースは少なくありません。

過去の自分が作った理想を、今の自分にそのまま当てはめようとすると、当然どこかで無理が出てきます。

理想を見直すというのは、妥協することではなく、今の自分に合わせて更新するということです。

「好きになる感度」は、年齢とともに変わっていく

もうひとつ、あまり語られることのない現実についてもお伝えしておきたいと思います。それは、人を好きになる感度そのものが、年齢とともに変化していくということです。

10代、20代の頃は、ちょっとした会話や仕草にドキドキしたり、些細なきっかけで人を好きになったりした経験がある方も多いと思います。

あの頃の感度は、非常に繊細でした。ですが、交際から離れている時間が長く続くと、その感度は少しずつ変化していきます。

長い間使われずにいた機械に、少しずつ錆が浮いてくるように、恋愛的な感度も使わないままでいると、動きが鈍くなっていくのです。

これは決して悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。誰にでも起こりうる、ごく自然な変化です。

ただ、この変化に気づかないまま「なぜ今回もときめかなかったのか」とだけ考えてしまうと、いつまで経っても答えが見つかりません。

感度そのものが変わってきている、という前提に立って初めて、見えてくるものがあります。

理想と現実の距離を縮められないと、婚活は終わらなくなる

膨らみ続けた理想と、変化していく感度。この二つが重なると、婚活はある種、終わりのないものになっていきます。

目の前に現れる相手は、頭の中で育ててきた理想には及ばない。かといって、以前ほど簡単にはときめけない自分もいる。

その結果、「良い人だとは思うけれど、決め手に欠ける」という感覚のまま、次から次へとお見合いを重ねることになります。

こうなると、どんな人が現れても、心のどこかで「本当にこの人でいいのか」という迷いが消えません。

理想を追いかけ続けている限り、誰と出会っても、その人が理想そのものになることはないからです。

40代の婚活が抱える、静かな矛盾

40代になり、この状態がしばらく続くと、多くの方がある心境にたどり着きます。それは「よほどの人が現れない限り、今のままでもいいのかもしれない」という感覚です。

仕事も安定していて、一人の生活にも慣れている。無理に誰かと合わせる必要もなく、今の暮らしに大きな不満があるわけでもない。だから、変わらなくてもいいのではないか、と。

ですが、その一方で、婚活を続けているということは「パートナーが欲しい」という気持ちも、確かにそこにあるということです。今のままでいいと思う自分と、パートナーが欲しいと思う自分。この二つは、静かに矛盾したまま同居しています。

この矛盾に気づかないまま婚活を続けると、心のどこかにブレーキをかけたまま、アクセルを踏み続けているような状態になってしまいます。

決め手に欠ける、という感覚の裏側に、実はこうした矛盾が隠れていることも少なくありません。

カウンセラーが交際前に確認していること

こうした状態にある方とお話しするとき、私たちが大切にしているのは、条件を見直すことではありません。

まず、その方がどんな理想を、いつ、どんな状況の中で作り上げてきたのかを、一緒に振り返ることです。

理想そのものを否定する必要はありません。ただ、それが「今の自分」に合っているものなのか、それとも「何年も前の自分」が作ったまま残っているものなのかを、一度切り分けてみることが大切です。

この振り返りだけで、それまで「なんとなく違う」と感じていた相手への見方が、少し変わることがあります。

理想と向き合うために、今できること

理想を手放す必要はありません。ただ、理想が「今」のものなのか、「過去」のものなのかを、一度確かめてみることをおすすめします。

もし、しばらく人と会っていない時間が続いているとしたら、その時間の中で理想が静かに育ってしまっている可能性があります。そして、感度そのものも、以前とは違う形に変化しているかもしれません。

それに気づくことは、理想を下げることではなく、今の自分に合った婚活を始めるための、最初の一歩です。

一人で振り返るのが難しいと感じたときは、第三者と一緒に整理してみるのも一つの方法です。

La La Storyでは、条件面だけでなく、こうした理想の変化や心の動きにも向き合いながら、婚活のサポートをしています。

今の自分に合った相手を見つけたいと感じたときは、一度お話ししてみませんか。

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